時短/便利

共働き夫婦が「ホットクック」2台を1年半使ってきた感想!メリットとデメリット、新型との比較も紹介

毎日料理の献立を考えるのって面倒ですよね。

僕たち夫婦は共働きで家事も分担することが多いので料理もよくやります。ある程度料理はできるものの、そこまで得意じゃないし、毎日作るのは正直めんどうだと思っていました……

できるだけ自動でできるものはないのかと調べていたら、どうやらシャープの自動調理鍋「ホットクック」がいいらしいと口コミがあったのでおもいきって2台購入しました!

1年半実際に使った感想などをレビューします。購入を検討の方はぜひ参考にしてみてください!

ホットクックの特徴

ホットクックとは、自動調理鍋と呼ばれる切った具材を入れてスイッチを押すだけで料理が完成するキッチン家電のこと。ほったらかしで料理が完成するので、その間に家事や育児ができる便利家電なのです。

容量は3サイズあります。

型番\2~6人用の大容量サイズ/

KN-HW24G
\2~4人家族におすすめ/

KN-HW16G
\1~2人用副菜作りに便利/

KN-HW10G
本体カラーレッド・ホワイト・プレミアムブラックホワイト・ブラックホワイト・ブラック
容量2.4L1.6L1.0L
適応人数2~6人2~4人1~2人
Wi-Fi
メニュー集掲載数145(自動メニュー133/手動メニュー12)140(自動メニュー129/手動メニュー11)86(自動メニュー70/手動メニュー16)
かきまぜ機能ありありあり
最大予約時間15時間15時間15時間
保温最大12時間最大12時間最大12時間
内釜フッ素コートフッ素コートフッ素コート
付属品蒸しトレイ蒸しトレイ蒸しトレイ
サイズ幅345×奥行305×高さ256mm幅330×奥行282×高さ240mm幅220×奥行305×高さ240mm
価格(税込)¥41,221 ~ ¥56,800¥37,000 ~ ¥59,900¥27,000 ~ ¥49,500
発売日2021年9月(新色のプレミアムブラックは2023年6月)2021年9月2021年9月

サイズが違うため、ホットクックの機能に違いがあります。

今回僕はKN-HW24G」と「KN-HW10G」の2台を購入しました。

24Gが2.4Lサイズの一番大きいもので、メイン料理用に。10Gは1.0Lのスープ用の小さいサイズです。

1.0L「KN-HW10G(左) / 2.4L「KN-HW24G」(右)

幅と高さは2.4Lの方が長いですが、奥行きは同じ長さです。

思い切って購入しましたが、2.4Lは結構大きいです!炊飯器と比べてもこれぐらいの差があるので、置き場所は考えないといけません。

下記で書いていますが、僕はコンロ上に台を置いて使っています。

ホットクックを1年半使ってきた感想

1年半使用してきましたが、1番良かったところはなんといっても、具材さえ入れておけば後はほったらかしで調理してくれることです!その間にお迎えや洗濯、お風呂にも入れるのがとても便利に感じました。

レシピ本もたくさん出ていますし、料理が苦手な人でもレシピ本通り作れば誰でも簡単にできるところが良かったです。

火を使わないので子供がいるご家庭でも安心だし、保温機能があるから食べるタイミングが異なる場合でも使えるのもポイント高いですね。

僕の家庭では主に大きいサイズ(2.4L)でメイン料理を作っていて、よく作る料理はパスタと豚のトマト煮、その他簡単な和え物の作っています。

小さいサイズ(1.0L)では、味噌汁とオニオンスープをよく作っています。

洗う時も内鍋はフッ素コーティングされている為簡単に洗うことができるし、内鍋以外の付属品は食洗機が使えるため、食洗機を持っている人は便利に感じられるはずです。

フッ素コーティングされたホットクックの内鍋
内鍋以外の付属品は食洗機に入れることができます。

気になったところは、サイズが大きくて場所をとるのと、思っているほど時短にはならないということです。

味噌汁を作る場合でもセットしてから30分はかかるので、普通に鍋で調理した方が早いです。ただ、セットすればその間他のことができるので、作り始める時間さえ調整できれば特に問題ありません。

ホットクックのメリット・デメリット

メリット
  • ほったらかし調理が最高
  • 事前仕込みさえしていればあとはスイッチ1つで自動調理してくれる
  • レシピ本やレシピサイトが豊富で簡単に調べられる
  • 火を使わないので子供がいても安心
  • 保温機能があるので食べるタイミングが異なる場合でも使える
  • 食洗機があるとお手入れが簡単
デメリット
  • 価格が高い
  • サイズが大きく場所をとる
  • 食洗機がないとお手入れが手間
  • 時短には向かない
  • 炒め料理は不得意

ホットクックの向いている人・向いていない人

ホットクックが向いている人
ホットクックが向いていない人
  • あまり料理をする時間がない人
  • 料理の時間を他のことに使いたい人
  • 食洗機を持っていてる人
  • よく作る料理を簡単に作りたい人
  • 時短したい人
  • 炒めものをメインで作りたい人
  • こだわった料理を作りたい人

よく作るレシピを紹介(簡単なもの)

僕の家庭でよく作るレシピを紹介します。

紹介と言ってもレシピ本に載っているものだけだし、よく作るめちゃくちゃ簡単なものしか載せないのでご了承ください。

ゆでたまご(1.0Lと2.4L両方で使用)

引用:ゆで卵|COCORO KITCHEN

これ、地味に便利でした!通常ゆでたまごを作ろうと思ったら、たまごがひたるくらいのお湯が必要で、沸騰するのもそれなりに時間がかかるし、沸騰して入れてからも10分近く見ていないといけない。

このためにコンロ1箇所つかうのが勿体ないとずっと思ってましたが、ホットクックならたった100ccの水と一緒に入れて10分放置するだけで簡単にゆでたまごができます!

味噌汁(1.0Lで使用)

引用:具だくさんみそ汁|COCORO KITCHEN

味噌汁や汁物って毎日飲みたいですよね。これも具材を切って30分放置するだけで出来上がります!

風味が少し失われるので味噌は出来上がってから後入れの方がいいようですが、面倒なので初めから具材と一緒に入れてしまいます。

それでも全然美味しいのですが、気になる方は後入れを推奨します。

オニオンスープ(1.0Lで使用)

これはレシピ本に載っているもので、玉ねぎ丸ごと使ったオニオンスープ。65分と時間はかかりますが、玉ねぎがとろっとろになりとても美味しいので、こちらもよく作ります。

ナポリタンパスタ(2.4Lで使用)

引用:彩り野菜のナポリタン|COCORO KITCHEN

鍋とフライパン両方を使ったり、場所をとる料理ですが、パスタと具材をまとめて入れるだけで簡単に仕上がります!30分ぐらいかかるため余裕をもって準備していれば後はほったらかし。これこそ僕がしたかった時短のあり方だったのでとても助かっています。

ホットクックおすすめのレシピ本

ホットクックお助けレシピ

ホットクックお助けレシピ 野菜のつくりおき

毎日のホットクック・レシピ 

忙しい人のホットクックレシピ 

ホットクックで毎日ごはん

僕が料理をする時はほとんどレシピ本を見て調理しています。特におすすめなのは「ホットクックお助けレシピ」と、「毎日のホットクック・レシピ 」の2冊です。

写真付きで丁寧に解説されているのでわかりやすくとてもおすすめです!

設置場所はコンロの上がベスト

デメリットでも言っていましたが、ホットクックはかなり大きいので置き場所に困りました。

しかも2台も購入したので置き場所を考えておかないと一生使わないかもしれないと思ったので、調べたら机の上で使用する机台をコンロ上に置いて、そこにホットクックを置くというものでした。

試したところめちゃくちゃ良くて現在も使用している方法なので、参考になればと思います。ただ、本来の使い方ではないので自己責任でお願いします。

①机台をコンロに置く

意味がわからないと思いますが、調べたらこのPCデスク、コンロサイズとホットクックにぴったりという口コミがかなり多かったので、試しにつけてみたらめちゃくちゃぴったりでした!笑

ソニック 机上台 2段階高さ調整付

②デスク下に配線を通し見えないようにする

電源タップをデスク下に置くことにより配線が見えなくなり、スッキリさせることができます。

③ホットクックを2台置く

2台並べて置きました。存在感はありますが、ホットクックメインで使用するので特に問題はありません。これで、スペースの有効活用調理の効率化ができました!

空いたスペースにtower 『 山崎実業 コンロサイドラック タワー 』を置き、レシピ本などを立ててすぐに取れるようにしています。

フライパンを使う時の注意点

ホットクックは炒め物は得意じゃないので、炒め料理はフライパンを使用することになります。その時に困ったことが「油のハネ」「中火以上で使う時」です。

ホットクックを置いた状態で油を使うと、油で汚れてしまいます。気になる方は移動させてから使用する方がいいですね。

「中火以上で使う時」、こちらの方が特に問題でした。フライパンのサイズが大きいからかもしれませんが、ホットクックとの設置面が近すぎるため火が回ってしまい表面が溶けてしまうことが何度かありました。。

危険なので、メイン料理で炒め物を作る時は、移動してから使用するようにしています。

コンロを使用しているご家庭はくれぐれもご注意ください。

新型との比較 

引用:SHARP「ヘルシオホットクック」

24年8月に新型が発表されました。僕が持っているのは型落ち品のKN-HW24Gですので、違いを比較したいと思います。

変更点
  1. 従来モデルより約30%調理時間短縮
  2. メニュー掲載数が145から172に増加
  3. 本体底面に「らっクリーンコート」搭載で汚れがとれやすくなった
  4. 短時間でできる「パパッとおかず」30メニュー追加

時短を目的に購入を検討されている方は従来より約30%の調理時間が短縮されているため新型を買う方がオススメ。時短はある程度できて、ほったらかし調理ができるならそれでいいという方は、値段がやすい型落ち品がオススメです。

KN-HW24Hがおすすめな人
KN-HW24Gがおすすめな人
  • 時短で調理したい人(型落ちより約30%調理時間短縮)
  • 料理初心者の人
  • メニュー数は多いほうがいい人
  • お手入れは簡単なほうがいい人(らっクリーンコート)
  • 料理初心者の人
  • メニュー数はそこそこでいい人
  • コスパ重視の人(新型より2万円ほど安い)

購入を迷う場合はレンタルもあり

僕は現在持っているので、今買うなら30%短縮できる新型がいいと感じますが、使用したことない人は自分の使用頻度や時短具合がわからないと思います。そう言った時は一度レンタルで試してみて、気に入ったら購入でもいいと思います。

まとめ

時短したいが為にホットクック2台をいきなり購入して1年半経ちましたが、これは購入して良かったです。具材を入れてほったらかしで料理ができるなんて漫画みたいでワクワクしました!笑

全ての料理ができるわけでもなく限られている部分もありますが、工夫しだい簡単に料理ができるので、時間を少しでも有効活用したいという方はホットクックを検討してみてはいかがでしょうか。