6歳になる子どものためにトイカメラを購入しようと探していたのですが、トイカメラはおもちゃ感が強く、見た目も子ども向けすぎて、あまり惹かれるものがありませんでした。

そんな中で見つけたのが、レトロで可愛いデザインのカメラ「KODAK PIXPRO C1」です。

コダックのカメラは「レトロでエモい写真が撮れる」と話題になっていて、以前から気になっていたこともあり、思い切って購入してみました。

実際に使ってみると、軽くてコンパクトで子どもでも扱いやすく、トイカメラより画質が良いところが魅力です。Type-Cケーブルで直接スマホに写真を取り込めるなど、操作もとても簡単。

子ども用カメラとしては申し分なく、むしろ「子ども用の高級コンデジ」と言ってもいいのではないかと思います。

今回は、このカメラを3か月間子どもに渡して使ってもらった感想をレビューしていきます。

メリット
デメリット
  • Type-Cケーブルのスマホなら直接スマホに取り込み可能
  • レトロで可愛いデザイン
  • コンパクトで軽量
  • 背面液晶を180度回転して自撮りができる
  • 直感的で操作が簡単
  • トイカメラより値段が高い
  • バッテリーの減りが早い
  • デジタルズームをすると画質が荒くなる
  • 暗所に向かない

良かった点
  • 子供ならではの視点でいい味のある写真が撮れる
  • トイカメラと比べると画質がいい
  • 単焦点レンズなので扱いやすい

悪かった点
  • SDカード部分にカバーがなくが剥き出し
  • 液晶画面があまり綺麗に見えない
  • 手ブレ補正がないのでブレる
  • シャッター音が安っぽい。

【KODAK PIXPRO C1】 このカメラを購入した理由

トイカメラって、安くて子ども用カメラとしておすすめされることが多いのですが、正直あまりピンとくるものがありませんでした。

2~4歳ぐらいまでは入門としてトイカメラで遊ぶのはいいかなと思いますが、小さくてポップすぎるデザインが多く、他におしゃれで可愛いカメラはないのかなと探していました。

いくつか候補があったのですが、カメラとしての機能は十分で、価格も手頃でおしゃれなカメラだったので「KODAK PIXPRO C1」を購入しました。

本来は子ども用カメラとして販売されているものではないのですが、メーカーとしても有名ですし、「レトロでエモい写真が撮れる」と話題のカメラだったこともありこのカメラを選びました。

ほしい機能

KODAK PIXPRO C1を購入するにあたってどういった機能がほしいのかまとめてみました。

おしゃれで可愛いカメラ

シンプルかつおしゃれな色合いのものがほしいと思っていました。トイカメラはポップなものが多くあまりシンプルな色合いのものがありませんでした。

使いやすいエントリーモデルのカメラ

操作はできるだけ簡単なものがいいと思っていました。カメラを撮るということに集中できるように、ゲーム機能などがないものを選びました。

耐久性のいいもの

子どもは落としたりして物を壊しがち、なのでできるだけ耐久性があるものを探していましたが、コンデジで耐久性があるものは見た目がゴツく可愛いものがあまりなかったですね…

高くても2万円ぐらいまで

価格が高騰している今、通常のコンデジでも4〜5万円は当たり前になってきました。さすがにその値段は出せないので2万円ぐらいまでで、良いものがないか探していました。

コンパクトで軽いもの

カメラ自体が重くなると、大人でも持ち運ぶのが面倒になってしまいます。子ども用として考えていたこともあり、できるだけコンパクトなものを選びました。

あるといい機能

防水・防塵性能

川や公園に行った時にも使えるような防水・防塵性能があるものも探したのですが、こういったモデルはやはり見た目がゴツいものが多くかわいいカメラがありませんでした。

【KODAK PIXPRO C1】 外観と付属品

【有効画素数】1300万画素
【レンズ】3.57mm F2 (35mm換算26mm)
【ズーム】4倍電子ズーム
【動画性能】1080p 60fps
【記録メディア】microSD/microSDHC (最大32GB)
【重量】115g

▼カラーバリエーション

カラーはブラウン、ブラックの2種

付属品
  • 簡単操作ガイド
  • ストラップ
  • ACアダプター
  • USB-Cケーブル

microSDカードは付属していません。最大32GBまでなので、大容量のmicroSDカードは購入しないようにしましょう。

【KODAK PIXPRO C1】 本体

僕が購入したカラーはブラウンで、パールがかった天面の質感もおしゃれで、全体的にとても良い印象です。

天面には電源ボタンとシャッターボタンのみでシンプルな作りです。

側面にはストラップを取り付ける穴と、Type-C端子があります。

裏面はメニューボタンや、モード切り替え、再生ボタンがあります。上部にはズームボタンもあります。(ズームは光学ではなく、デジタルズームなので画質が荒くなります。)

底面には三脚ネジ穴(1/4ネジ)と、microSDカードスロットがあります。

microSDカードの差し込み口にカバーがなく、剥き出しになっています。
砂やホコリが入りやすいので注意が必要です。

【KODAK PIXPRO C1】 機能〈メリットとデメリット〉

メリット
デメリット
  • Type-Cケーブルのスマホなら直接スマホに取り込み可能
  • レトロで可愛いデザイン
  • コンパクトで軽量
  • 背面液晶を180度回転して自撮りができる
  • 直感的で操作が簡単
  • トイカメラより値段が高い
  • バッテリーの減りが早い
  • デジタルズームをすると画質が荒くなる
  • 暗所に向かない

メリット

Type-Cケーブルのスマホなら直接写真の取り込み可能

付属しているケーブルはUSB-A & Type-Cケーブルですが、別売りのType-Cケーブルを使えば、動画や写真を直接スマホに送ることができます。

使い方は、カメラの電源を入れた状態でType-Cケーブルをカメラとスマホに接続するだけ。すると、スマホの写真アプリ内に「import(読み込み)」が表示されるので、そこから画像を選択して取り込むことができます。

僕の持っているスマホはiPhone 13proで、端子がLightningのため対応していません。

試しにLightning変換アダプタを使って差し込んでみましたが「アクセサリを使用することができません」と警告が出ました…

レトロで可愛いデザイン

もうこの見た目がめちゃくちゃ良くないですか?レトロな雰囲気もあり色味も可愛いので気に入ってます。

コンパクトで軽量

重量がとても軽く、サイズもかなりコンパクトなのが、このカメラの大きな魅力です。

僕が使用しているiPhone 13 Proと比較してみると、サイズ自体はカメラのほうが小さいものの、厚みに関してはスマホのほうが薄いですね。

iPhone 13 Proが203gなのに対して、「KODAK PIXPRO C1」は115gと、それよりもかなり軽量。スマホより軽いという点は、正直驚きでした。重さやサイズ感に関しては、圧倒的に「KODAK PIXPRO C1」のほうが扱いやすいと感じます。

背面液晶を180度回転して自撮りができる

背面液晶は上に上げることで180度回転し、自撮りができるようになっています。
この仕様は地味に便利だと感じましたね。

子どもに撮影の仕方を教えたところ、がんばって自撮りをしていました。

直感的で操作が簡単

ボタンの必要なものしかなく、一昔前のコンデジのような感じでとてもシンプルなため操作が簡単です。

デメリット

トイカメラより値段が高い

ネットショップで売られているトイカメラが大体5000円前後のため、トイカメラと比較すると割高に感じます。

バッテリーの減りが早い

カメラ撮影をしているとバッテリーの減りが少し早いかなと感じました。しかも、バッテリーは取り外し不可の内蔵バッテリーです。バッテリーの寿命がきたらほとんど使えなくなってしまうので、バッテリーの減りがそもそも早いのは少し考えもの。

ただ、満充電で約200枚ほど撮影できるため、正直なところ子どもが使う分には十分で、大きな問題はないとも感じています。

デジタルズームをすると画質が荒くなる

光学ズームではなく、デジタルズームなので拡大した感じになってしまうため、画質が荒くなります。倍率は4倍までです。

暗所に向かない

暗いところは全然撮影できませんでした。

【KODAK PIXPRO C1】実際に撮影

[VOVMOEYA] ショルダーストラップ

ストラップをつけました。

付属のストラップは片手用で、子どもだと落としてしまう可能性があるため、首からかけるタイプのストラップを購入しました。
子どもが使えるシンプルな柄を探していたのですが、あまり良いものがみつからず、代わりに水色のストラップを購入。とりあえずこれで撮影してきました。

実際に撮影してきました。
子どもの視点と僕の視点、両方で撮影しているので、写真を比較してみたいと思います。

子供の写真

鯉やうさぎも撮ってました。

車から撮影していました。夕暮れがとてもエモい感じに撮れてました。

レタッチはしていないため、彩度が高く感じる写真もいくつかありましたが、画質が悪いとは感じませんでした。むしろ、少しレトロな雰囲気が出ていて、とても良い印象でした。

僕が撮った写真

目線が違うため印象も変わりますね。

シャッタースピードが遅いのか、動いているものをうまく撮影できませんでした…

3ヶ月使った感想〈総評〉

カメラを渡した当初は喜んでたくさん撮ってくれていましたが、2ヶ月ほど経つと、あまり撮らなくなってしまいました。
お出かけの際も、僕が代わりに撮ることが増えたので、もう少し大きくなったらまた使ってくれるかもしれませんね。

それ以外にも、僕が気に入ったポイントや、気になった点をいくつかピックアップして紹介していきます。

良かった点

良かった点
  • 子供ならではの視点でいい味のある写真が撮れる
  • トイカメラと比べると画質がいい
  • 単焦点レンズなので扱いやすい

子供ならではの視点でいい味のある写真が撮れる

子供ならではの視点でいい味のある写真が撮れる。これが一番良かったですね。手が入ってしまう感じも可愛いです。


僕だったら考えないような構図で写真を撮っていたりしていたので、見ていて楽しかったですね。

トイカメラと比べると画質がいい

やはりトイカメラとは違い、しっかりとしたメーカー品なだけあって、品質も画質もしっかりしています。もちろん高額なカメラと比べると物足りない部分はありますが、子ども用と割り切って考えると、かなりクオリティは高いと感じました。

単焦点レンズなので扱いやすい

ここは僕がこだわったポイントで、ズームは基本的に使わず、見たままの感覚で撮影してほしいと思い、単焦点レンズのカメラを選びました。
自分で動いて距離を調整しながら撮る必要はありますが、その分、感覚的に撮影できるのが単焦点レンズの良さだと思います。

ただ、背景のボケ感については、あまり期待できるものではありませんでした。単焦点F2.0の割には、そこまできれいにボケる印象はなかったです。

悪かった点

悪かった点
  • SDカード部分にカバーがなくが剥き出し
  • 液晶画面があまり綺麗に見えない
  • 手ブレ補正がないのでブレる
  • シャッター音が安っぽい

SDカード部分にカバーがなくが剥き出し

仕様のところでも触れましたが、microSDカードのカバーがない点はやはり不安に感じました。公園の砂場で遊んだり、水のある場所で使った場合、本体やカードが故障してしまうリスクは高いと思います。

見た目はあまりよくありませんが、砂やホコリが入らないように、透明テープなどで簡易的に補強して使ってみようと思います。

液晶画面があまり綺麗に見えない

液晶画面の画質が悪く、実際どれぐらいに撮れているのか画面じゃわかりにくいと感じました。取り込んで確認したら綺麗に撮れてるので、もう少しはっきりとした液晶にしてほしかったですね。

手ブレ補正がないのでブレる

手ぶれ補正がないため、きれいに撮影しようとしても、あとから見るとブレている写真が多く感じました。何気ない写真をiPhone 13 Proで撮るとブレを感じにくいのですが、「KODAK PIXPRO C1」ではブレていると感じる場面が多かったです。

これはこれで味があって良いとも思いますが、きれいに撮りたい場面ではブレやすいため、少し扱いには注意が必要だと感じました。

シャッター音が安っぽい

シャッターを押した時や起動時の音がおもちゃっぽいと感じました。古さを感じるというかなんとも言えない音なので、僕はオフにして使っています。

電源オン・オフ、シャッター音などは全て1つの設定だけでできます。

設定のサウンドから、音声を一番下にしたら全ての音声がオフになります。

事件

  • ボディに傷をつけられてしまった
  • SDカードが奥に入り込み取れなくなった

ボディに傷をつけられてしまった

カメラを首にさげたまま遊んでいたところ、石に当たってガリっと傷をつけてしまったようです…こればかりは仕方ないですが、6歳くらいの子どもに使わせる場合は、本体の保護はまだ必要かもしれないと感じました。

SDカードが奥に入り込み取れなくなった

SDカードを使ってPCに取り込もうとした際、本体から取り出そうとしましたが、こういったタイプのスロットは一度押し込むと「カチッ」と音がしてカードが押し戻されるはずなのに、うまく戻らず奥に入り込んでしまいました。

どうしても取り出せず、諦めかけていたのですが、調べてみると同じ現象になった方が何人かいることが分かりました。細いピンセットを使って引っ張り出したと書いてあったので試してみたところ、無事に取り出すことができました。

ただし、ピンセットでの取り出しは本体を傷つけてしまう可能性があります。実際に行う場合は、十分注意のうえ、あくまで自己責任でお願いします。

まとめ

3ヶ月使用した感想としては、超軽量でシンプルな設計なので、子どもでも扱いやすいと感じました。
見た目もレトロで、ひと昔前の撮影を楽しめる“遊び用カメラ”としては十分だと思います。

その反面、microSDカードがむき出しになっている点が一番の欠点です。公園など屋外で遊ぶことを考えると、少し不安を感じる部分でもあります。

トイカメラやスマホとは違う「カメラ遊び」を試してみたい方や、難しい操作をせずに素直に撮れるカメラがほしい方には、十分楽しめる一台ではないでしょうか。

今後は、子どものメインカメラとして、また大人のちょっとしたサブカメラとして運用していこうと思います。