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【Ulanzi MT-44】これ1本で旅行にいけます!スマホやコンデジのお手軽撮影に最適の三脚レビュー

Ulanzi MT-44

旅行で三脚を持ち運ぶのって地味にかさばるから大変ですよね。

以前、室内撮影用に購入した「Ulanzi MT-08」のレビューを書きました。コンパクトなんですが、高さが足らないので旅行での集合写真には不向きでした。

そこで、できるだけコンパクトで集合写真に使えそうなもので探したところ、同じメーカーの「Ulanzi MT-44」を購入しました。折りたたみ式のスマホマウントが設置されているのでスマホとコンデジ両方使いにはかなりいいのではと思っています。

今回はこちらの多機能三脚「Ulanzi MT-44」の紹介をしていきます。

【Ulanzi MT-44】これ1本で旅行に行ける!スマホやコンデジに最適の三脚

メリット
  • 目線の高さまで高くなるので記念撮影にピッタリ
  • マウントをつけずにカメラ、スマホ両立できる
  • スマホやコンデジ撮影に最適
  • 3000円台で買える
  • 三脚位置が低いため、狭いところでも広げられる
デメリット
  • 手に持った時の感覚が思っていたより大きい
  • 三脚位置が低いので、一眼レフは不安定
  • スマホと連動できるBluetoothなどがあれば良かった
  • ネジのキャップ無くしがち

1本あれば、ちょっとした旅行や急な撮影にも対応できる多機能な三脚で、特にスマホとコンデジとの相性は抜群と感じました。

以前購入した「Ulanzi MT-08」はミニ三脚の部類に入るため、小さくて持ち運びは良かったものの、家族写真などのしっかりした撮影には不向きでした。

その弱点をおぎないたいと思い、下記の条件で探したところ見つかったのがこの「Ulanzi MT-44」です。

欲しかった条件
  • 2~3泊の旅行に最適なもの(ある程度大きくてもいいと思っていた)
  • アタッチメントの取り外しが面倒でスマホ、コンデジ両方使えるもの
  • 記念撮影用なので、目線の高さぐらいまで高くなるもの

【Ulanzi MT-44】外観と特徴

パッケージ表
パッケージ裏

イメージ図はミラーレスカメラでしょうか。これぐらいのカメラなら大丈夫ということかも……(ミラーレスカメラ持っていないので検証できませんでした……)

サイズはちょっと大きく感じますね。

開封

開封していきます!

箱からも想像していましたが、思っていたよりサイズは大きく感じました。Ulanzi MT-08が小さすぎただけかもしれません……

重さもしっかり感じますね。測ったところ約400g程でした。

スペック・重さ

MT-08との比較①
MT-08との比較②

大きさは全然ちがいますね、親子ぐらいサイズが違います。

スペック
商品Ulanzi MT-44
本体サイズ約W7×H32.5×D4cm
伸縮性能6段階伸縮収納方式
高さ調節32.5~147cm
重さ約397g (比較:Ulanzi MT-08:92.5g)
耐荷重1kg
ハンドグリップの長さ6~8cm
素材ABS

2in1のカメラ雲台

今回の購入するきっかけになったポイントでもあります、折りたたみ式のスマホホルダーです!

普段はカメラ用のネジだけなんですが、ここのツメを上げて持ちあげると、、なんとスマホホルダーになります!!

いやぁ、、これは便利すぎる!!!

スマホ撮影のためだけに別で持ち運び、その度に取り付けが手間だったので、この仕様はありがたいです。

上面にアクセサリーシューがあるため、ライトなどのアタッチメントも取り付けることができます。

6段階伸縮収納方式

以前は4段伸縮だったようですが、アップグレードして6段伸縮に改善されています。

最小32.5cm / 最大147cm

三脚を開いた状態で、約32.5cm〜147cmほどになります。

最大まで伸ばすと、一番上は約150cmほどになり、170cm程の身長であれば腰を曲げなくても撮影することができます。

開脚

通常の三脚は1m以上広がるが、この三脚は下の方で40cm程しか広がらないから場所をとらず、取り扱いやすいです。

【Ulanzi MT-44】使用方法

手順

①リングを緩める

②押し上げて三脚を開く

③リングを締めて三脚をロックする

④適切な高さに調節する

⑤コンデジの場合:ネジに合わせてダイヤルを締める

⑥スマホの場合:スマホホルダーを開き、スマホを取り付ける

⑦雲台の角度を調節し、ネジを締める

①リングを緩める

赤色のリングを緩めるとロックが解除されます。

ロック解除のマークに向かって右回ししてください。

②三脚を開く

底面の三脚部分をカチッと3箇所開き、赤いリングを下にスライドすると三脚が開きます。

けっこう硬いので手を怪我しないよう気をつけてください。

ゆっくりとスライドさせます。

③リングを締めて三脚をロックする

三脚が開いたら、先ほど緩めた赤色のリングをロックします。

先ほどと逆で左回ししてください。

三脚の幅調節

赤色のリングは三脚の調整にも使えます。

三脚を最大まで広げずに途中でロックすると、三脚の角度を調節することもできます。幅の狭い場所などで活用できます。

④適切な高さに調節する

バーの長さを撮影に適切な長さに調節します。

⑤コンデジの場合:ネジに合わせてダイヤルを締める

付属のネジキャップを外し、カメラの底面のネジと合わせます。

※ネジキャップはとても失くしやすいので注意してください。(撮影中も数回失くしそうになりました……笑)

下の黒いダイヤルを右に回してカメラをロックします。

⑥スマホの場合:スマホホルダーを開き、スマホを取り付ける

ツメを下げた後、上にあげるとスマホホルダーが出てきます。

※この時ネジキャップが外れることがあるので注意しましょう。

バネで高さを調節できるので、ご自身のスマホに合わせることができます。

対応幅が約6〜9cm / 使用例:iPhone 13 pro(横幅7.1cm)

⑦雲台の角度を調節し、ネジを締める

最後に角度の調節をします。雲台の調節ネジを手前に回すと緩むので、角度を調節後しっかり締めます。

コンデジに取り付けてみる

コンデジ(GR IIIx)250g / 三脚400g

三脚を手で持つとズッシリと重さを感じますね。自撮りとして使えはしますが、もう少し軽い方が取り回しやすいですね。

三脚を開く

文句なし、抜群の安定感です。

高さを最大にして、カメラを下向きにしました。こういったシチュエーションで撮ることもあると思い試しましたが、問題なさそうです。

フレームが少ししなっているのだけ気になりました……

スマホに取り付けてみる

対応幅が約6〜9cmなので、iPhone pro max(横幅7.7cm)でも取り付け可能です。

使用例:iPhone 13 pro(横幅7.1cm)

電源ボタンが当たるから真ん中に取り付けできませんでした、、、ちょっと気になります……笑

自撮り

iPhone 13 pro(ケース付き)230g / 三脚400g

こちらもコンデジ同様で、重たいですね。自撮りで使用する場合は伸ばしても2段階ぐらいが限界かもしれません。

一眼レフに取り付けてみる

耐荷重が1kgまでなので、単焦点レンズのカメラ(750g)で試しました。

さすがに4段階で限界です……これ以上はしなりが強いので折れてしまいそうでした……

良かった点

2in1のカメラ雲台

コンデジ、スマホの両方取り付けができるこの仕様は本当に便利だと感じました!両方で撮影することも多いですし、その度に持ち替えたり持ち運んだりするのはやっぱり面倒です。

旅行はただでさえ荷物が多いので、こういった配慮はとても嬉しいですね!

取り付けのダイヤル式ネジ

コンデジを取り付ける時、このダイヤル式のネジがないと本体か三脚をクルクル回さないといけませんが、これがあるとその必要がないのでとても便利でした。

三脚位置が低いため、狭いところでも広げられる

あまり広く広げられない場所などで使う場合、便利だと感じました。例えばテントの中で撮影したい時などは三脚を少し広げるだけで使用することができます。

目線の高さまで高くなるので記念撮影にピッタリ

6段階にアップグレードしたことで、最大約150cmほどまで長くなります。腰を曲げずに撮影できるため使いやすさも数段アップしています。

気になった点

一眼レフに取り付けると不安定

耐荷重が1kgまでなので、重たいレンズをつけるとフレームがしなって折れてしまいそうになるのが気になりました。4段階ぐらいまでは耐えられましたが、6段階で使用するのが僕は心配だと感じました。

通常運用はやはりスマホとコンデジがいいですね。

サイズは一回り小さくても良かった

男性ならさほど気にならないかもしれませんが、持ち手が太いため、重さもあるので女性の方は持ちづらいだろうなと感じました。

ネジキャップが外れやすい

このキャップ、とても外れやすいです。特にスマホホルダーを出した時はホルダーに当たって外れたりします・・・・無くさないよう注意しましょう。

スマホと連動できるBluetoothリモコンがあると便利

スマホ撮影の場合、遠隔リモコンがあるとより便利ではと思いました。付属、取り付けとなると本体費用も上がってしまう可能性がありますが。。。

必要だと感じたら別で揃えてもいいかもしれません。

まとめ

メリット
  • 目線の高さまで高くなるので記念撮影にピッタリ
  • マウントをつけずにカメラ、スマホ両立できる
  • スマホやコンデジ撮影に最適
  • 3000円台で買える
  • 三脚位置が低いため、狭いところでも広げられる
デメリット
  • 手に持った時の感覚が思っていたより大きい
  • 三脚位置が低いので、一眼レフは不安定
  • スマホと連動できるBluetoothなどがあれば良かった
  • ネジのキャップ無くしがち

コンデジとスマホの2in1で使用できるのが魅力の「Ulanzi MT-44」の紹介でした。これ1本あればある程度な場面で使えるとても万能な三脚ですので、参考にしてくださいね!